農業共済新聞「あきた版」

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●2018年(平成30年) 1月1週号(特集①)

 

 花き栽培の補償に期待  - 高橋茂さん

 【横手市】NOSAI秋田組合農作物、畑作物損害評価会委員を兼務する、横手市雄物川町東里の高橋茂さん(66)は水稲や花きの複合経営を行う。水稲は借地を含め10㌶、ソバは60㌃を栽培。50㌃の水田にはビニールハウス10棟でラナンキュラスやカンパニュラ、トルコキキョウなどを手掛ける。妻と息子夫婦4人で経営し、全量をJAへ出荷している。
 これまでに大きな収量の低下はなかった高橋さんだが、出荷ができず間接的に損害を受けた経験があるという。「仙台や関東へ出していたが、東日本大震災で物流が完全に止まってしまった。生活物資が優先のためすぐには出荷が再開されず、夏まで影響は続いた」と振り返る。
 こうした経験から収入保険制度への関心も高い。「自分だけでは防ぎきれない不慮の損害に対し、もしもの備えとしての安心感がある。積立金は持ち越しできるので、農家の負担も抑えられ心強い」と期待を寄せる。これまでは花きに対する補助制度がなかったことからも、収入保険加入へ前向きに検討を重ねている。

 

 一方で提出書類の作成が複雑にならないか懸念も示す。「我が家では青色申告のパソコン入力は主に息子夫婦が行っている。得意な人に任せることも一つの方法。自分のようにパソコン作業が得意でない人もいると思うので、入力が簡便であることを願う」とし「後継者もいるので、これからも安心して営農に取り組みたいと思っている。家族と相談し、シミュレーションも試して準備を進めていきたい」と話す。

 


 
 …次号をお楽しみに!
 
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