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●2018年(平成30年) 1月1週号(特集③)

 

 ソフト使い青色申告に挑戦  -  岩村克広さん

 【羽後町】「自分が青色申告を始めた頃はまだ手書きだった。今は専用のソフトがあるので楽になった」と話す、羽後町睦合の岩村克広さん(61)。同町新成地区で水稲や施設野菜、花きの複合経営を家族と営んでいる。
 岩村さんは同地域で青色申告を始めた農家の先駆けで「何と言っても65万円の所得控除があるのが最大のメリット。今は白色申告の人でも記帳が義務付けられているので、ほとんど青と同じだ。面倒がらずに挑戦してほしい」と勧める。また自身が使うソフトを例にあげ「勘定科目さえ覚えてしまえば、パソコン操作も簡単で計算間違いもない。後で経営内容を振り返るにしても容易にできる」と話す。
 NOSAI団体が行ってきた収入保険制度検討調査委託事業にも開始当初から協力してきた経験から、収入保険制度に対しては「日頃からきちんと記帳をしてさえいれば、加入手続きもそんなに面倒なイメージは持っていない。水稲は水稲共済や収入減少影響緩和対策(ナラシ)があったが、補償制度が無かった施設野菜や花きも含めた収入保険には興味がある」と期待する。
 一方で、制度の大まかな外観やイメージは様々な配布物などで分かってきたとするが、賦課金を含んだ負担掛金などが未だ示されていない段階で、現行の制度を利用するのと収入保険に加入するのでは、どちらが得か迷っている一面も見せる。

 

 農政が大きく変換し、特に今年からの米価の推移には注視している。施設栽培は露地栽培に比べると天候に左右されないが、天災、異常気象が近年頻発し今後の心配はつきない。「最低収入が計算できる収入保険に入って安心した経営をするのがベストかな」と前を見据える。
 ▽経営規模=水田(転作含む)6・6㌶、オクラ430坪、フクタチ300坪、花き(ストック)320坪

 

 …次号をお楽しみに!
 
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