農業共済新聞「あきた版」

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●2018年(平成30年) 1月1週号(特集④)

 

 農家収入の安定を目指して - 農事組合法人ニューファーム千畑

 【美郷町】「他でやっていないことに取り組むことがアピールにつながる」と話す、美郷町の農事組合法人ニューファーム千畑・樽川隆代表理事(76)。昨年から新たな地域農産物としてレンコンの生産に取り組んでいる。
 県内では出荷目的での栽培例がなく、同法人は産地として有名な茨城県に視察するなどし、栽培ノウハウを取得。現在は20㌃で作付ける。  レンコンの苗は茨城から取り寄せ、昨年4月に植え付け。10月に初収穫を迎えた。「地元の清水を生かした農産物として、法人にとってレンコンは大切な品目になっていくだろう」と意欲を見せる。
 同法人は、1998年の土崎・小荒川地区のほ場整備事業がきっかけで、2003年11月に農事組合法人として設立。水稲の直播栽培をするなど、生産・労働力コスト削減に取り組んできた。また、水稲単作地帯からキャベツ・さといも・セリなど多品目野菜を組み合わせることで積雪寒冷地の周年農業の実現を目指す。
 品目を横断的にカバーできる収入保険制度については「来年からは減反政策が無くなり、収入保険の導入は農業経営の転換にもなり得る」と樽川代表。「収入安定のため必要な手段だとは思うが、ナラシ対策など類似制度との整理も必要。農家は重要な選択を迫られるだろう」と先を見据える。
 ▽経営規模=水稲16㌶、飼料作物4㌶、キャベツ2㌶、さといも40㌃、セリ80㌃、レンコン20㌃など

 

 …次号をお楽しみに!
 
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