農業共済新聞「あきた版」

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●2018年(平成30年) 2月2週号

 

 周囲の支援受け夫婦で花き栽培 - 佐藤希さん、将太さん

 【横手市】キクやダリアなどの花き栽培に力を入れる、横手市十文字町睦合の佐藤希さん(34)。農業未経験ながら結婚を機に就農を果たした夫・将太さん(31)と共に、両親や周囲からサポートを受けて技術習得に励んでいる。

 希さんは高校を卒業後、県のフロンティア育成研修を利用し、花き種苗センターで花き栽培について学んだ。その後親元で農作業を手伝っていた。一方の将太さんは高校で農業について専攻したが、実家が水稲を委託していたため就農はかなわず、会社員として働いていた。
 二人は一昨年の12月に結婚し、本格的に営農をスタートさせた。将太さんの就農に当たり、義父の心配もあったが「農業をやりたい気持ちは揺るがなかった」と将太さんは話す。現在、農業機械の操作を含め、修行中だ。
 
 夫妻が栽培するダリアは「NAMAHAGEマジック」や「NAMAHAGEチーク」など13種ほど。全量をJAへ出荷し、関東でブライダルやアレンジメントなどに使用される。  ダリアはピンチ(摘心)することで側枝の成長が促され、1株から12~15本を収穫することができる。また、芽かき作業や電照時間に気を配ることで見栄えが良く、商品価値が高まる。  
 希さんは「花の成長具合を見極め常に気候を考慮し、最適なタイミングで作業をすることの大切さを感じている。今冬は急激な低温の日があり、暖房が行き届かず葉が傷んでしまったこともあった」と難しさを話す。栽培技術を磨き、現在の経営規模を維持できるよう継承していく予定だ。

 

 希さんは「困ったことがあると両親や同世代の農家に相談している。研修で習ったことをどう現場で生かせるかが課題」と話す。また、将太さんは「徐々に自分たちの代へ移行し二人でずっと続けていきたい」と意気込む。  
 佐藤さん夫妻について、JA秋田ふるさと花卉総合部会の鈴木禎得部会長は「二人とも熱心に取り組んでいる姿がとても頼もしい。将来は新しいことにも挑戦していってほしい」と期待を寄せている。  
 ▽経営規模=キク・ダリア計1000坪のハウス6棟と露地65㌃、冬はハウスでチンゲンサイやミズナなど
 
 …次号をお楽しみに!
 
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