農業共済新聞「あきた版」

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●2018年(平成30年) 3月1週号(特集①)

 

 おうとう共済で安心経営  -  藤山秀則さん

 【湯沢市】JAこまち桜桃部会の部会長を務める湯沢市上関の藤山秀則さん(58)。家族と共にサクランボ75㌃とリンゴ45㌃を栽培し、JAや地元直売所で販売している。
 サクランボの収穫期間は6月20日頃(早生品種)から翌月20日頃(晩成品種)までのおよそ一カ月。収穫に向けた作業が樹体と雨よけハウスの管理、剪定、防除、摘蕾、受粉、摘果と一年を通してあり、冬期間は樹体の枝折れやハウスの破損を防ぐための除雪作業が続く。

 

 2010年から4年連続の大雪で、サクランボの樹体に大きな被害が発生した同地域。ようやく生産量が回復してきていた矢先、昨年5月に局地的な降ひょうが発生し、「三関さくらんぼ」に再び大きな被害が出た。藤山さんは「我が家でも被害があったが、周りで9割超もの被害が出た人もいた。秋田県はサクランボの共済が無かったので、まるっきりの減収益だ」と当時の状況を話す。
 昨年の災害を機に秋田県でも「おうとう共済」が今春からスタートする。以前NOSAIの果樹損害評価委員も務めていた藤山さんは「自分が役付の時もおうとう共済実施に向けて機運が高まったことがあったが、まとまらなかった。たくさんの方々にご足労いただいてようやく実施できることになり、素直にありがたい」と話す。

 

 「新たに収入保険制度も始まるが、自分を含め青色申告をやっていない仲間も多い。近年は予想できないような異常気象が頻発し、みんな不安を抱えながら営農を続けている。この新たな共済制度も使いながら経営を守っていきたい」と思いを語る。

 

 

 …次号をお楽しみに!
 
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