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2019年8月1週号(特集①)
伝統の野菜 小様きゅうり - 宮野悦朗さん

 【北秋田市】北秋田市阿仁の宮野悦朗さん(65)は、小様地区でしか栽培されていない伝統野菜「小様きゅうり」を3㌃で手掛ける。
 通常のキュウリより3倍ほど大きく太い。また、みずみずしくシャキシャキした食感に、ミネラルが豊富に含まれている。おすすめの食べ方について宮野さんは「みそをつけて丸かじりするのが一番。少し皮を剥くと良い」と説明する。他にも、肉巻きや、褐色になるまで大きく育ててみそ汁に入れるとおいしいという。
 小様きゅうりは長年途絶えていたが、2007年に秋田県農業試験場で種子が発見された。退職後、趣味を兼ねて野菜作りをしていた宮野さんは、「11年にJAから小様きゅうりの苗をもらったことがきっかけで栽培を始めた」と振り返る。当時、小様地区の農家に苗が10本ずつ配られ、今でも栽培を続けているのは3戸。そのうち、販売しているのは宮野さんだけだという。
 例年は5月から種まきをするが、今年は少し早く4月下旬に行った。ハウス内で生育し、6月上旬に苗を移植、7月中旬から収穫が始まった。丸果秋田青果や西武秋田店、東京の市場などへ出荷している。
 「最初は栽培方法が分からず苦労したが、試行を繰り返し、何とか形になってきた」と話す。親ヅルを芯止めし、子ヅルと孫ヅルから収穫。また、実に日が当たるよう1日2回葉を剪定する。べと病になると不整形になるので、肥培管理にも気を付けている。
 「今後もできる限り栽培を続けていきたい」と意欲を見せる。
次号をお楽しみに!