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2019年9月1週号④
個性光る米品種 秋のきらめき - 渋谷喜美雄さん
 【鹿角市】鹿角市八幡平林崎の渋谷喜美雄さん(64)は、水稲「秋のきらめき」を1㌶で手掛ける。
 渋谷さんが住む林崎地区は山間部に位置し、同市の平坦部での栽培と比べると出穂期が10日ほど遅い。稲刈りは10月20日頃まで待ってから行うが、「日照時間が短いため登熟が進むか毎年不安だった」と話す。
 昨年、地元JAかづののすすめもあり、耐冷性に優れていて生育が早く、中山間地での栽培に向いている秋のきらめきを栽培することに決めた。「品種を変えたら出穂や刈取りの時期が早くなった。登熟の心配もなくなり、安心して栽培できるようになった」と安堵する。
 収穫量や食味があきたこまちと同等ということも、決め手の一つだった。妻の喜代子さん(61)は、「ご飯が残って冷蔵庫に入れておいたとしても、次の日電子レンジで温めなおしてもおいしい」と話す。
 JAかづの管内では、秋のきらめきを栽培する農家が35戸で、面積は33㌶。JAが主催する秋のきらめきの栽培者向けの講習会に渋谷さんも参加しているという。
 講習の内容を参考にしながら、栽培はすべて特別栽培米か農薬を抑制して行い、薬剤の使用には特に気を使う。昨年には秋田県産米品評会で優良賞を受賞した。「いろんな人に声をかけてもらって素直にうれしかった」と振り返る。
 今後は「面積を増やしていけるようであれば増やしていきたい。それから、息子に少しずつでも引き継いでいければ」と話す。
次号をお楽しみに!