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2019年12月1週号 県産農産物の加工品③
紅花の大根漬 - みどりの会
 【男鹿市】男鹿市払戸の男鹿ふっと観光案内所内では、地元農家で構成された「みどりの会」が農作物直売所「町の八百屋さん」を経営。小玉恭子会長(73)は、同市産の農産物を使った加工品を製造・販売している。
 中でも、「紅花の大根漬」は、同市若見地区で栽培されたダイコンを使用した自慢の商品。刻んだ紅花に酢と塩、砂糖を加え、ダイコンを漬ける。そのまま2日~3日おくと完成するという。小玉会長は、「着色料は一切使わず、自然のものだけで作っている」と説明する。
 商品は1袋250㌘で、税込み110円で販売。先月中旬から店頭に並び、1月頃まで販売する予定だという。
 小玉会長はその他、素材の赤色を生かした「紅芯大根漬」なども販売する。正月過ぎからは、メロンやヨモギ、ゴマ、しそ、ビートカブなどを使用した干し餅も販売する予定。「全て若美地区の季節の野菜を使い、食物本来の色が付いた干し餅を製造する」と話す。
 
 みどりの会では、60~85歳の会員17人が当番制で直売所を盛り立てている。小玉会長は、「仲間で顔を合わせ、協力しながら地場産の農産物の発信に励んでいる。これからも楽しく元気に販売を続けていきたい」と意欲的だ。

 ▽町の八百屋さん=男鹿市払戸字大堤127(℡0185・46・3012)▽営業時間=午前9時~午後6時、休業日=1月1日~1月3日
次号をお楽しみに!