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2019年12月1週号 県産農産物の加工品④
秋田のおっかあ手作りおかし - おばこ加工グループ
 【大仙市】「季節の加工品を大切に、お客さまに喜んでもらえるよう、おいしいお菓子を手作りしています」と話す、大仙市のおばこ加工グループ(会員4人)・今野美春代表(65)。「秋田のおっかあ手作りおかし」を製造・販売し、人気を得ている。
 季節によって販売する菓子を変え、今の時期は、なべすり餅、大福、わたぼうし、三杯みそ、シフォンケーキを手作りする。特に定番のなべすり餅、三杯みそは好評だという。
 別のシーズンにも、アップルパイやクッキーなど、さまざまな種類の菓子を手掛ける。製造は年間を通して週5日ほど、JAおばこから施設を借りて行う。午前8時から約2時間作業し、出来たてを地元の「道の駅協和」で販売している。
 6月から11月には、毎週水・金曜日に開催される「まるごとおばこ市」にも定期的に出店。利用客と会話しながらの対面販売も行っている。
 同グループは、お菓子作りが好きな地域住民が集まり、2003年に結成。6次産業化の追い風により、「女性の起業活動がしやすい環境になったことも大きい」と結成したきっかけを振り返る。
 今野代表は「美味しかったと言ってくれるお客さまがいるので、継続して手作りお菓子を届けていきたい」と意気込む。
次号をお楽しみに!