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農業共済新聞

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2020年5月1週号③
収入保険入って良かった 制度の良さ再認識 - 佐々木省吾さん(71)
 私は2003年から菌床シイタケを栽培していますが、雪害によるハウスの倒壊を2回経験しました。元々園芸施設共済に加入していたためハウスの補償は受けられましたが、傷んだ菌床はどうすることもできませんでした。シイタケの不作を補償する制度ができれば良いなと思いながら、栽培を続けていました。
 そんな時、チラシや広報紙などで収入保険のことを知りました。組合の支所で説明会が開かれていたので、2、3回参加して話を聞き、ぜひ加入しようと決めました。
 今回支払いの対象となった災害は、昨年1月の大雪です。ハウス3棟で1万4千菌床を栽培していますが、雨交じりの雪がハウスにくっついた時期に寒波が重なり、雪が落ちないままハウス1棟の大部分が倒壊しました。例年では3月に菌床を付けますが、間に合わず秋に持ち越しになり、約半年間、収入が無い状況になりました。
 倒壊した時は諦めの気持ちが強く、栽培をやめてしまおうかとも思いました。しかし、1月から保険期間に入り、支払いの対象になると組合の職員から教えてもらいました。事故後の対応から現地確認、支払いの手続きまで、とてもお世話になりました。
 今は保険金が無事支払われ、ありがたいと思っています。災害に直面して、改めて収入保険は良い制度だと感じました。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少する経営体が多いと思います。花き栽培の方は、特に打撃を受けていると聞きました。このような現状を踏まえても、制度を利用しない手はないと思います。
 収入保険は、基準収入を1千万円だとすると、最大で810万円の補てんが受けられます。これだと実際は基準収入の8割しか補てんされませんので、9割支払われるようになると、より完成された制度になると思います。
 後継ぎはいませんが、保険金をもらって栽培を続けていますし、施設を整えていますので、継承させたいと思っています。法人化を視野に入れて、菌床シイタケ生産を続けていく方法を考えたいです。 
次号をお楽しみに!