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2018年11月1週号(特集①)
校舎をライスセンターに - アグリあいかわ

 【秋田市】秋田市雄和相川地区の農事組合法人「アグリあいかわ」では、閉校した学校の校舎を利用し、水稲と大豆の乾燥調製作業を行うライスセンターを今年3月に建設。地域農業の活性化を目指し、今秋から本格稼働している。
 同法人は2017年2月に設立。相川地区の農家38人で構成する。今年は水稲98㌶(直播栽培を含む)や大豆54㌶の他、エダマメやネギなどを栽培している。
 ライスセンターとして利用したのは、16年3月に140年の歴史に幕を閉じた旧戸米川小学校の体育館。床をコンクリートにするなど一部を改修して建設した。延床面積は680㎡。自己資金の他、国と秋田市の補助金などを活用した。体育館の他にも、校舎の一部をエダマメとネギの出荷場として利用する。法人の伊藤洋文代表理事(64)は「校舎を活用することで、建設費にかかるコストをだいぶ抑えることができた」と話す。
 センター内には、もみの投入時に埃が出ない集じん対応の荷受ホッパーが2基、全粒放射方式で粒の胴割れを防ぐ遠赤外線乾燥機7基など最新設備を配置。選別作業も2段階で行い、高品質米の確保に努める。また、センターの外にはもみ殻排出専用のハウスを設け、作業の効率化を計。一日の平均荷受量はおよそ40㌧だという。

 「自分たちが育った愛着ある校舎を、このような形で再利用できてうれしい」と伊藤代用理事。「相川地区は農家の高齢化が進み、担い手も減少している。今まで法人組織がなかったので、今後は地域農業の受け皿になれるよう頑張りたい。雇用の面でも地域に貢献したい」と今後の活動に意欲を見せる。
次号をお楽しみに!