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2019年1月1週号(特集①)
種苗交換会農林水産大臣賞 シイタケ「北研705号」 - 佐藤由紀子さん

 【横手市】「受賞の知らせを聞き驚いたが、自分の作ったものが認められてうれしい」と話すのは、横手市雄物川町東里の佐藤由紀子さん(59)。佐藤さんの作るシイタケ「北研705号」が、この度農林水産大臣賞に輝いた。

 夫の隆夫さん(69)と共に25年前から菌床シイタケの周年栽培に取り組み、ハウス5棟で1万1000個を手掛ける。菌床栽培を始める前は原木栽培を行っていたが、「比較的重労働が少なく、年間を通じて安定した栽培が可能な菌床栽培に魅力を感じた」と由紀子さん。それまで冬の間出稼ぎに行っていたのをやめ、専業農家へと転身した。
 菌床ブロックは、同市の沼館きのこセンターで製造されたものを使用。7月末から8月上旬に菌床ブロックの袋をカットし、10月頃から収穫を始める。1日にコンテナ約30箱、年間で8・8㌧を収穫し、センターを通じて東京都の大田市場や埼玉県の大宮市場などに出荷する。
 栽培のポイントは温度と水の管理で、「当初は管理に失敗して一度に大量発生させてしまい、収穫が間に合わないことがあった」と振り返る。1日に1~2回散水し、温度は23度を保ち、発生を促したいときに15度以下にして管理する。木づちでたたき刺激を与えることでも発生するため、同じハウス内で発生時期をコントロールすることが可能だという。
 安定して生産ができるようになった現在も、県内外へシイタケ農家の仲間と視察研修へ行ったり、菌床販売会社から指導を受けたりするなど技術の向上を図っている由紀子さん。「さらに品質の高いものを目指し、これからも夫婦2人で力を合わせて頑張りたい」と意気込む。
次号をお楽しみに!