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2016年3月4週号
メロン栽培を40年 - 畠山アツ子さん
【三種町】 「これからはメロン栽培の準備作業が始まります。毎年3月に入るとそわそわしてね」と話すのは、三種町芦崎の畠山アツ子さん(74)。冬にネギやダイコン、ナガイモ、ゴボウなどの野菜を栽培しながら、夏は地域の特産品であるメロンの他、水稲を栽培する。

1、2月は、ハウスネギや、12月までに収穫しストックしておいた野菜を産直施設「メロディアン」に出品する日々を送った。「一年で唯一ゆっくりできるこの時期は、直売所の仲間と他愛のない話をして笑うのが日課」と笑顔で話す。
砂地が広がる同地区は、「サンキューメロン」の産地で栽培農家も多い。畠山さん方では、アツ子さんと夫の末勝さん(74)、兼業で50代の息子夫妻もメロン栽培に携わる。品種はサンキューの他、「カナリアン」「タカミ」「しらかば」など十数種類。「贈って一番喜ばれるのはサンキューメロンですね」と笑顔を見せる。
メロン栽培に使うハウスは地面から数十㌢の高さしかないため、作業はすべて腰を曲げて行わななければならない。「40年やっているから体のあちこちが痛いよ」と苦笑いする。
また、風でハウス内に入り込んだ砂を手でかき出したり、花が咲いたタイミングを見計らってスプレーでひと花ごとに受粉させたりするなど、メロン栽培はすべて手作業だ。収穫時期は6月から、盆前後と真夏のため、メロンが熱くなる前に早朝4時半から取りかかるという。「それでも砂の熱さは油断できない。足の裏を低温やけどしたこともある」と話す。
特産としてサンキューメロンを前面に押し出している同地区だが、若い後継者がいないことが気がかりだと畠山さん。
一方で、手間のかかる作業が多いことも考えると、「孫にも若いうちはやらせたいと思いませんね。いずれはお願いしようかな」と本音をもらす。
「週末や朝晩手伝ってくれる息子たちがいるだけでもありがたいです」と話し、「毎年新しい品種が出るのでこれからも挑戦し続けたい」と意欲を見せる。
次号をお楽しみに!