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2018年9月3週号
新規就農でエダマメに挑戦 - 武藤安弘さん

 【大仙市】大仙市の研修施設で一年間の新規就農者育成研修に参加した武藤安弘さん(35)。今年からエダマメ栽培に取り組んでいる。
 就農のきっかけは、農業を経営する友人から話を聞いたことだという。武田さんは「自由な面が多く、思い通りに実践できることが決め手。資金面で不安があったが、補助事業を利用して始めた」と振り返る。  
 手掛けるのは「一力」「グリーン75」「神風香」など10品種。1・5㌶で栽培し、収穫は10月まで続く予定だ。ほとんどをJAへ出荷しているが、自宅の作業場で直売もする。「消費者の生の声が聞けて勉強になる」と話す。
 一年目のため失敗もあるという。「計画的に栽培したにも関わらず栽培時期が重なったときは大変だった」と武藤さん。だが、「思い通りの良いマメができたときは感動し、うれしかった」と笑顔を見せる。  
 来年2月には、ハウス施設を利用して促成アスパラの栽培に取り組む予定だという。「面積を3㌶に拡大し、一年を通して30種類以上の野菜栽培に挑戦したい」と意気込む。
次号をお楽しみに!