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東北版11月2週号
水稲「サキホコレ」作付け指導も 水管理の徹底で収量確保 - 阿部努さん

 「先行作付けを含め、『サキホコレ』は今年で5年目の栽培になる。炊き上げた時の艶や甘みの強さとモチモチした食感が特徴だ」と話す羽後町西馬音内の阿部努さん(45)。水稲23・9㌶を栽培し、そのうちサキホコレを1・88㌶手がける。
 阿部さんは「サキホコレには田植えを指定日までに完了させる制約があり、逆算して計画を組む」と話す。4月中旬に播種し、5月中旬に田植え。9月下旬に稲刈りと乾燥調整を行い、全量をJA全農あきたに出荷する。
 高温少雨の今夏は、飽水管理を実施。「圃場に水を入れ蒸発・吸収させたら、足跡や溝に水が残っているうちにまた冷たい水を入れる。水管理を徹底した結果、平均収量と同じくらいの10㌃当たり570㌔収穫できた」と笑顔を見せる。
 阿部さんは作付け農家を指導する「サキホコレマイスター」としても活躍。「タンパク質の基準量を守るため農薬などの使用に制限があり、『あきたこまち』に比べて収量は少ない。一方で単価が高く農薬などの経費が少ないので、小規模農家の方々へ勧めていきたい」と意気込む。
次号をお楽しみに!