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東北版1月4週号
砂地に負けずナシ生産 - 三浦守さん
 潟上市天王で「幸水」「かほり( 平塚16号)」「豊水」などナシ9品種を70㌃で栽培しています。10月上旬から中旬に収穫するかほりは、香りも良く甘くて好評です。重量が2㌔に達するものもあります。
 当園地では剪定後、3月から4月中旬まで棚に枝を結束して誘引します。4月24日前後から5月3日ころまで人工授粉を完了させます。5月中旬から7月まで摘果し、8月末の幸水から収穫を始めます。
 土壌は砂質系で水分や養分が保持しにくいので、粉砕した落ち葉を埋める際、ゼオライト(ケイ酸白土)を4~5㌔投入し、肥料成分の流亡を抑えます。その後11月ごろに苦土石灰を10㌃当たり100㌔施用します。基肥には3月半ばに有機質肥料の「BBエコフルーツ333」を同100㌔施用。追肥には尿素入りの化成肥料を使用します。
 昨年は4月26日の降ひょうで傷ついた幼果を摘果しなければならず、例年に比べ収量が約2割減少しました。夏は記録的な少雨でスプリンクラーを稼働しましたが、広大な園地を賄えず、昨年産は小玉傾向でした。
 当産地でも後継者不足が課題です。果樹は成園化に数年かかり、就農希望者が選定しにくいかもしれません。園地の譲渡など産地が継続する方法を模索しつつ、高品質栽培を追求したいです。
次号をお楽しみに!