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東北版7月4週号
キュウリ 2人で力を合わせて 規模拡大を視野に - 山崎大幹さん、瑠子さん
 
 東京から鹿角市へ移住し、就農6年の山崎大幹さん(44)・瑠子さん(33)夫妻。水稲を主体に、2人で管理するキュウリ栽培では品質向上に力を注ぎ、今年は栽培本数が倍増した。消費者の「おいしい」の声を励みに、規模拡大と新たな品目への挑戦を目指している。
 大幹さんは東京都出身で農業に関わったことはなかったが、秋田県出身の瑠子さんの実家から送られてくる地元食材のおいしさに魅了されたという。長女が生まれるタイミングで同県に移住し、農業を始めた。
 今年は主食用米9・29㌶、飼料用米5・46㌶、伝統野菜の「松館しぼり大根」50㌃を作付け。瑠子さんの両親を含めた4人で作業を
 
分担するが、キュウリ7㌃だけは2人で栽培管理する。
 瑠子さんは「就農した時から両親に指導してもらっていた。今でも困った時に相談できることが心強い」と話す。
 JAかづのから購入した複合耐病性に優れた品種「豊美」を、昨年の200本から400本に増やし、6月上旬に3日かけて定植。芽かきや葉かき、つるの誘引作業をし、まもなく収穫を迎える。
 同JA園芸畜産課長補佐の黒澤正浩さんは「研究熱心で、より良い物を栽培しようとする頑張りが素晴らしい。巡回指導を小まめに行い、応援していきたい」と話す。
 出荷先は主に同JAだが、インターネットや直売所でも販売している。「お客さんが、商品を並べたそばから手に取ってくれることもある。リピーターも多く『おいしかった』と声をかけられると、とてもうれしく励みになる」とほほ笑む。
 毎朝、キュウリの成長する姿を見るのが好きだという大幹さん。病害虫の適期防除を心がけ、常にキュウリの様子に気を配っている。メモを取り記録を残すことで、次回の栽培と作業計画に生かしているという。
 大幹さんは「今後は二人仲良く力を合わせ、規模拡大と新しい品目に挑戦したい。研究を重ねておいしい農作物を作り続けたい」と前向きだ。
次号をお楽しみに!