東北版2月4週号
サツマイモで6次化 冬場の雇用生み 従業員の生活守る - ニューファーム秋田
美郷町土崎の樽川隆さん(84)と樫尾一貴さん(39)が共同代表を務める農事組合法人ニューファーム秋田では、サツマイモの6次化で冬場の雇用を生み出し従業員の生活安定を図っている。
昨年はサツマイモを5・6㌶作付けた。3月末ごろに「べにはるか」の種芋を伏せ込んで育苗。土壌は黒ボク土で、サツマイモ栽培に適している。10月中旬に収穫し、1カ月から40日ほど13〜15度で貯蔵。デンプンの糖化が進み、甘みの増
加につながるという。11月下旬ごろから3月上旬まで、洗浄から選別、箱詰めなどを週5日行う。繁忙期は15人の従業員で作業する。2025年度は丸果秋田県青果株式会社を中心に、大仙市のスー
パーなどへ毎日5㌔入りを160箱出荷する。
加工品にも取り組み、昨年から焼き芋と干し芋作りを始めた。JA秋田おばこ千畑流通センター倉庫で3月まで直売している。
樽川さんは「農地の再生や活用に向けた取り組み、後継者の育成や営農定着も含め、JAや町ぐるみで進める必要がある。農業法人として地域の活性化に向け、協力していきたい」と話す。
▽その他の経営規模=水稲68・9㌶、レンコン1㌶、セリ86㌃など
次号をお楽しみに!