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東北版5月4週号
アスパラガス段階的規模拡大へ 稼げる農業のモデルに - 佐藤龍太郎さん

 「自分が思った通りのものが作れた時に、やりがいを感じる」と話す横手市十文字町の佐藤龍太郎さん(29)は、アスパラガス栽培に取り組む。ハウス31㌃で「ゼンユウガリバー」を主力に4品種、露地2㌃で「紫色舞ルーチェ」を作付けする。
 就農5年目の佐藤さんは施肥に力を注ぐ。廃菌床を餌とするカブトムシのふんを配合した堆肥を使用。「カルシウムの成分が動物性の堆肥よりも豊富で、臭いがほとんどない」と話す。
 基肥は年間必要量の半分以下に抑え、作物の状態や収穫量を見て追肥する。コスト削減を意識する一方、土壌が養分過多で品質に影響が出ないよう施肥量を調節する。
 出荷先はJA秋田ふるさとや直売所、飲食店など。電子商取引(EC)サイトでの販売は3年目で、4月の注文が昨年比の8倍に増えた。「リピーターも増え、味を気に入ってもらえてうれしい」とほほ笑む。
 今後は2㌶を目指し、段階的に規模拡大する考えの佐藤さん。「ア
スパラのハウス栽培を横手市内に普及させるのが目標。自分が『稼げる農業』のモデルになり、後進の就農者増加につなげていきたい」と張り切る。
次号をお楽しみに!