東北版3月2週号
地元企業とジェラート開発 米どころ秋田の価値向上へ - 大塚さと子さん
能代市地域おこし協力隊の大塚さと子さん(46)と同市鰄渕のジェラート店「ICY MOVING CLUB(アイシームービングクラブ)」(合同会社I&T、飯坂隼共同代表=41歳、髙橋武寿共同代表=39歳)が共同開発した「お米ジェラート」が注目を集めている。
炊き上げた米にミルクベース(乳化安定剤)を合わせ、優しい甘さの中にご飯のもちもちとした食感が広がるよう作り上げた。歯触りを大切にするため、ご飯のつぶし具合や練り込みの工程を研究した。
大塚さんは「炊いて食べるだけでない県産米の楽しみ方を提案し、新たな魅力を知ってほしい」と話す。安定した品質の確保を目指
して同店と共同で開発し、商品化にこぎ着けた。
髙橋共同代表は「米どころ秋田の価値を高め、生産者を支えたい。当店で農産加工の受け入れを模索中だ」と話す。今後は規格外品や余剰農産物を活用し、6次産業化への貢献やフードロス削減も見据える。
これまでに八峰町産のナシや大潟村産のカボチャを使用した季節商品を展開。現在は能代市特産のブランドネギ「白神ねぎ」を使った新商品開発を進める。
次号をお楽しみに!