東北版4月2週号
農業に魅せられて 新規農業者の挑戦 - 戸松宣也さん
「ワーキングホリデー」でオーストラリアに長期滞在しました。農業体験をしてきたことが現在の道を志す原点になっています。
現地ではシトラスの収穫やトマト、カボチャの定植、ワイン用ブドウの剪定など、幅広い農作業に携わりました。その経験を通して農業の楽しさを実感しました。
帰国後、別の仕事に就きましたが、農業への思いが強まり転職しました。地元のネギ農家で2年間研修を受け、2023年に独立して就農しました。現在は約1㌶でブランドネギの「白神ねぎ」を栽培しています。
昨年は天候不順に悩まされました。自然はコントロールできないからこそ、対策や技術を身につけたいと強く感じました。「秋田県農業近代化ゼミナール」の会員として、全国で開催される会議や研修会へ積極的に参加し、知識と技術の向上に努めています。
能代市は市役所に「ねぎ課」が設置されるほど、白神ねぎが有名です。生産量が多く栽培に注力しているため、知名度を上げる要素は大いにあります。
今後は他業界とコラボレーションしていこうと考えています。出荷するだけでなく、観光資源として活用する可能性を模索中です。農業体験型の宿泊施設やネギそのも
のの魅力を楽しめる飲食店など、新たな展開も視野に入れています。
ネギの収量安定を図り、他の作物への挑戦も見据えています。農業の魅力を広げながら、地域に新しい価値を生み出したいです。
次号をお楽しみに!