東北版7月2週号
高原のスイートコーン 濃厚な甘みで常連も - NPO法人 鳥海山麓グリーンネッ ト
由利本荘市矢島町城内でスイートコーンの栽培に取り組むNPO法人鳥海山麓グリーンネット。標高350~450㍍の高原に位置する桃野地区で70㌃を作付けしている。
理事長の嵯峨佳苗さん(64)は「日中でも平地より3~5度ほど気温が低い。昼夜の寒暖差が激しいので、甘みの強さが特徴だ」と話す。
5月中旬から6月中旬にかけて時期をずらしながら定植。有機栽培用の薬剤使用を心がけ、必要最低限の量を病害虫や雑草防除に施す。収穫は8月初旬から9月初めまで行うという。
スイートコーンのほか、タマネギやジャガイモ、ニンジンを栽培する。「天候に左右され管理は大変だが、収穫の時期はうれしい気持ちになる」とほほ笑む。
水源のない畑地で、朝露の水分だけで育つスイートコーンは、収
穫したてを「矢島町農林水産物直売所やさい王国」で販売。毎年楽しみに待つリピーターが多い。
嵯峨さんは「今年は芽キャベツやセロリを試験的に植える予定だ。高原の特徴を生かした作物で、特産に育てていきたい」と意欲を見せる。
次号をお楽しみに!