東北版8月4週号
ナシ「あきづき」で大臣賞 有機質肥料で品質向上 - 野呂田雅彦さん
三種町森岳の野呂田雅彦さん(63)は、妻の由美子さん(64)とリンゴ1・3㌶、ナシ60㌃を手がける。県で毎年開催する農業の祭典「種苗交換会」で昨年、ナシの主力品種「あきづき」が農林水産大臣賞に輝いた。
今年は適度な降雨に恵まれ、病害虫の発生も少なく生育は順調。しかし近年は猛暑の影響が大きく、品質管理が難しいという。地元養豚農家から仕入れた堆肥など有機質肥料を活用し、品質の維持向上に努める。
昨年は、夏場に夜間の気温が下がらず病害虫対策に苦労したほか、クマにリンゴの枝を折られるなどの被害を受けた。
収入保険に加入して5年目の野呂田さん。「台風の接近に警戒し
ている。自然が相手の仕事だからこそ、安心して経営を続けるための備えは欠かせない」
収穫した果実は、贈答用として発送するほか、直売所に出荷。園地でも販売しリピーターが多い。「今後は体力と相談しながら経営規模を考えていきたい。これからもおいしいリンゴとナシを届けたい」と野呂田さんは張り切る。
次号をお楽しみに!