農業共済新聞

トップ > 広報活動 > 農業共済新聞 東北版9月2週号
東北版9月2週号
二人三脚で育む生食用イチジク 「おいしい」の声が励み - 今野幸生さん

 にかほ市大竹で今野農園を営む今野幸生さん(72)。妻のとも子さん(69)と共にイチジクを50㌃栽培する。県内では珍しい生食用を手がけ、同市大竹産「北限のイチジク」の普及に努める。
 同農園では直売所を営業。生食用「バナーネ」や幻の黒イチジク「ビオレ・ソリエス」など7品種と加工用「ブルンスウィック」を順次販売する。最盛期には3~4種類が並び、訪れた人が種類の多さに驚くという。
 3月初旬の剪定作業から始まり、芽かきや追肥をする。7月中旬から11月末まで灌水し、収穫が毎日続く。とも子さんは「近年高温で雨が降らず、水やりに苦労している」と話す。
 生食用には消毒剤を散布していない。「そのまま口にするものなので、安心して食べてもらいたい」と幸生さん。カミキリムシによる食害や株枯病などで枯死するリスクはあるが、安全性を優先している。
 幸生さんは「『おいしい』と言われることが何よりうれしい。今年の作柄は良好。生のおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい」と笑顔を見せる。
次号をお楽しみに!