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東北版12月2週号
4月に住民で法人設立 地域一丸 農地守る - 福野集落ファーム

 集落の維持と農地保全を目的に住民有志で設立した男鹿市若美地区の農事組合法人福野集落ファーム。代表理事に選任された佐藤政信さん(68)は「耕作放棄地を減らすため集落全体で農作業に従事している」と話す。
 今年4月に同法人を設立。ソバ15㌶や水稲3㌶を栽培する。構成員の越前利治さん(79)は「耕作放棄地が増え、高齢化で個々の作業は重労働になる。それなら住民全員で何かできないかと思い法人を立ち上げた」と話す。
 集落の10戸中9戸が協力し、ソバを栽培。ソバは水を嫌うため
圃場を囲むように明めい渠きょを掘り、水はけを良くした。さらに天地返しで土を反転させることで、有機物の分解を促進させている。
 整備した圃場に肥料を散布し、トラクターで耕起。動噴で種を播き、培土のため再度耕起する。収穫まで追肥が必要なく手間も少ないという。ソバが根を張り、背丈が伸びると雑草抑制効果も期待でき、病虫害も減らせる。
 今後は、安定したソバ生産と規模拡大が目標だ。構成員の佐藤喜代長さん(69)は「地域の若手が継承してくれるような後世に続く法人にしたい」と力強く話す。
次号をお楽しみに!