鹿角市花輪の児玉美智子さん(40)は、夫の竜平さん(40)と特産「かづの北限の桃」の栽培に取り組んでいる。美智子さんは「鹿角特産のモモを守っていくことが目標」と意欲を示す。
蕾のうちに余計なものを落とし、花が咲き終わって着いた実を、5月中旬からと6月上旬で2回摘果する。「果実の品質向上や肥大促進のために行う摘蕾と摘果は重要な作業。残す実を見極めるのが難しく、日々勉強中」と話す。今年は高温が続き、生育が早めに進んでいるが、モモの収穫は8月上旬から9月下旬まで行う予定。
昨冬は大雪に見舞われ、園地の雪寄せに苦労した。「非常に難儀したが、おかげで枝折れなどの被害も最小限に抑えられた」と安堵する。想像以上に時間のかかる作業が多く、大変さを実感しているという。
2014年に結婚し、初めは夫を手伝う程度だった美智子さん。20年に新しく借用した土地100㌃に苗木を植え、本格的に生産を始めた。
美智子さんは「今後も夫婦仲良く農業を続け、将来、夫が退職したら法人化を目指したい」と前向きだ。